質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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イベルメクチンによる疥癬治療は、2回以上実施することがあるか?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2013年4月 |
イベルメクチン(ストロメクトール錠)の疥癬に対する用法・用量は、通常、体重1kg当たり約200μgを空腹時に1回、水のみで経口投与する。重症型 (角化型疥癬等) の場合、初回投与後、1~2週間以内に検鏡を含めて効果を確認し、2回目の投与を考慮する。原則として、卵が確実に孵化する1週間後に検鏡を行い、ヒゼンダニの虫体もしくは卵を検出するか、あるいは新たに疥癬に合致する臨床症状が認められる場合は、再度同量を投与する。その後も1週間ごとに検鏡を行い、必要な場合は追加投与する。多くは1~2回の投与で有効であるが、3回以上(最大6回)の投与を要した報告もある。