質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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喀痰吸引カテーテルの消毒方法は?(薬局)
消毒方法等 |
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年月 | 2013年4月 |
気管内吸引カテーテルは、呼吸器感染を予防するため滅菌カテーテルの単回使用を原則とする。吸引回数が多い等の経済的理由により再使用する場合(同一の患者に使用する場合に限る)、使用後に気管内吸引カテーテルの外側をアルコール綿で拭いてから滅菌精製水を吸引してカテーテル内を洗浄し、消毒薬に浸漬する。カテーテルは気道粘膜に直接接触するため、使用前はカテーテル内に浸漬用消毒薬が残らないように滅菌精製水を吸引して消毒薬を洗い流す。
1患者に1本のカテーテルは1日以上使用しない。使用頻度を考慮し、浸漬用消毒薬は24時間~4日ごと、滅菌精製水は12~24時間ごとに交換する。
(浸漬用消毒薬)
8~12%エタノール添加0.1%塩化ベンザルコニウム液または0.1%塩化ベンザルコニウム液等。細菌汚染を避けるにはアルコール添加消毒薬が望ましい。