質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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乳幼児の鵞口瘡(がこうそう)の治療薬は?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2013年8月 |
鵞口瘡は、Candida albicansによる口腔内カンジタ症で、頬粘膜、舌、口蓋に白い乳カード状のもの(白苔)が付着し、粘膜から容易に剥がれない。乳児に多いが、抗生物質やステロイドの長期使用、免疫能が低下した幼児にもみられる。口腔内カンジダ症には、アムホテリシンB(ファンギゾンシロップ)やミコナゾール(フロリードゲル経口用)を使用する。小児薬用量は、以下のとおり。
(ファンギゾンシロップ)
1回50~100㎎(0.5~1mL)、1日2~4回、食後経口投与(適応は消化管におけるカンジダ異常増殖)
(フロリードゲル経口用)
1回20㎎(1g)、1日4回 、口腔内塗布