質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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男性の骨粗鬆症にSERMは有効か?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2012年2月 |
男性の血中エストロゲン濃度が低値の症例に、選択的エストロゲン受容体作動薬(Selective Estrogen Receptor Modulator:SERM)のエビスタ(ラロキシフェン)が有効であった報告がある。理論的にはエビスタやビビアント(バゼドキシフェン)はエストロゲン受容体に作用するので、男性への効果は疑問がある。男性骨粗鬆症治療の第一選択薬はビスホスホネート系薬やヒト副甲状腺ホルモン製剤のフォルテオ(テリパラチド)であるが、男性患者での安全性および有効性は未確立である。