質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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抗インフルエンザウイルス薬(タミフル等)はなぜ発症後48時間以内に投与しなければならないのか?(一般)
薬効・薬理、体内動態 |
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年月 | 2012年2月 |
インフルエンザウイルスは上気道粘膜に感染後、症状発現の24時間前から急速に増加し、症状発現から2~3日後(48~72時間後)に最も数が多くなる。抗インフルエンザウイスル薬(ノイラミニダーゼ阻害剤)は、上気道の細胞内部で増殖したインフルエンザウイルスを細胞周辺で不活化して周囲の細胞への感染拡大を阻害するので、増殖がピークに達する前に投与を開始しなければ、十分な効果が発揮されない。