公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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ケロイド・肥厚性瘢痕に効果のある漢方薬はあるか?(一般)
疾病・治療法
年月 2022年11月 

ケロイド・肥厚性瘢痕は、線維芽細胞の増殖によるコラーゲンの異常産生が一因で、内服薬では主にトラニラストが用いられている(保険適応)。漢方薬では柴苓湯が線維芽細胞の異常増殖を抑制し、炎症を抑えることにより、ケロイド・肥厚性瘢痕を改善することが期待されている(保険適応外使用)。柴苓湯は小柴胡湯と五苓散の合剤で、内因性ステロイドホルモン誘導作用、水分調整作用(利水作用)、線維芽細胞増殖抑制作用などの薬理作用が報告されている。

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