質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
質疑・応答検索
相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。
※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。
小児のアレルギー性鼻炎に用いる鼻噴霧用の副腎皮質ステロイドで、1日1回投与の製剤はあるか?(薬局)
疾病・治療法 |
|
年月 | 2011年4月 |
1日1回投与の鼻噴霧用の副腎皮質ステロイド剤は、ナゾネックス点鼻液50μg56噴霧用・112噴霧用(モメタゾンフランカルボン酸エステル水和物)、アラミスト点鼻液27.5μg56噴霧用(フルチカゾンフランカルボン酸エステル)、エリザスカプセル外用400μg(デキサメタゾンシペシル酸エステル)が市販されているが、いずれも国内での小児への使用経験はないので、小児への適応はない。ただし、ナゾネックス点鼻液およびアラミスト点鼻液については成人用量の半分量が、米国では2~11歳に対し、欧州では6~11歳に対して用いられている(アラミスト点鼻液は成人用量に増量可)。また、12歳以上の小児には米国および欧州ともに成人用量が用いられている。エリザスカプセルは国内開発品のため欧米のデータはない。