質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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手足口病による口内炎の治療方法はないか?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2011年8月 |
手足口病は夏かぜの一種で、5~8月に流行する感染症である。主な原因ウイルスはエンテロウイルスのコクサッキーA16、コクサッキーA10、エンテロウイルス71で、飛沫、経口、接触により感染する。潜伏期間は3~7日で、発熱と咽頭痛が出現後、手と足と口に水疱ができ、水疱が痂皮を形成することはない。手足口病に特効薬はなく、通常は1週間すれば軽快するので、特別な治療は必要ない。口腔粘膜に軽い発疹や痛みの強い口内炎などができ、口内炎が悪化して食事ができない場合は、刺激の強い物や熱い物は避け、あまり噛まずに飲み込める柔らかい薄味の食べ物を与え、脱水状態にならないように水分補給をすることが重要である。