質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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骨粗鬆症でエビスタ錠60mgが処方された。乳がんの予防効果もあるのか?(一般)
疾病・治療法 |
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年月 | 2011年8月 |
エビスタ錠60mg(ラロキシフェン塩酸塩)は、選択的エストロゲン受容体モジュレータ(SERM)で、組織選択的な女性ホルモン様作用を示す。骨に対しては、骨密度の増加、椎体骨折の発生抑制効果があり、子宮や乳腺に対する刺激作用はなく、乳がんでは発生率の低下が報告されている。米国およびオーストラリアでは、「乳がんハイリスク患者へのリスク低下」、「閉経後骨粗鬆症患者の乳がんリスク低下」の適応も有する。