質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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更年期障害のホルモン補充療法(HRT:hormone replacement therapy)は、いつまで続けるのか? (一般)
疾病・治療法 |
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年月 | 2015年5月 |
更年期障害の治療目的としては、更年期障害が消失するまでと考えられるが、エストロゲン欠乏による影響(骨粗鬆症等)を考慮すると、更年期障害が消失しても少量を継続することに意義がある。継続の場合、漫然と投与せず、体調や検査結果等を見ながらリスクとベネフィットを考慮し、1年ごとに評価する。HRT中止の際は、環境因子、性格、成育歴等の諸因子を考慮し、段階的に減量して症状が再燃しないか経過観察するが、一度に中止しても変わらないとする報告もある。