質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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男性不妊症にカバサール錠が投与されているが、なぜか?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2011年9月 |
男性不妊症の原因のひとつに高プロラクチン血症がある。男性は女性に比べて高プロラクチン血症の発生頻度は約1/8と少ないが、プロラクチン値が高いと、性欲の減退、インポテンスなどの性機能障害、無精子症または乏精子症などが生じるので、麦角アルカロイドのパーロデル錠(ブロモクリプチン)、テルロン錠(テルグリド)、カバサール錠(カベルゴリン)を使用する(保険適応外使用)。これらの薬剤はドパミン受容体刺激作用により、下垂体からのプロラクチン分泌を特異的に長期間にわたり抑制する。