公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

2種類以上の点眼薬を使用する時の順番は?(薬局)
疾病・治療法
年月 2016年9月 

一般的に水溶性点眼薬→懸濁性点眼薬→ゲル化点眼薬→油性点眼薬の順序で点眼する。配合変化を防ぐため、間隔は5分以上あける(結膜嚢に長く滞留する粘性・油性点眼薬はさらに間隔を長くする)。他の注意点は以下のとおり。

  • 添付文書に記載がある場合には、その内容に従う。
  • 主剤の点眼薬を後に点眼する(先に点眼した薬の方が結膜嚢からの排出が大きい)。
  • 涙のpH(7.0~7.4)に近い中性のものを先に使用する(刺激が強いと流涙が増加して眼内移行性が低下する)。
  • 懸濁性点眼薬は水溶性点眼薬の後に点眼する(水に溶けにくく吸収されにくい)。
  • 点眼後にゲル化する点眼薬(チモプトールXE、リズモンTG等)は、油性点眼薬の併用がなければ最後に点眼する(結膜嚢内でゲル化し、薬剤滞留性が延長し作用が持続する。
    また他の点眼薬の吸収を低下させる可能性がある)。
  • 油性点眼薬は最後に使用する(水溶性点眼薬をはじく)。

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