質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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尋常性疣贅にグルタールアルデヒドを使用するか?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2016年10月 |
グルタールアルデヒドは、高水準消毒薬で医療器具の消毒に用いられるが、ウイルス粒子の破壊と表皮細胞の蛋白変性作用に加えて感作能を有するため、尋常性疣贅に使用される(保険適応外使用)。20%グルタールアルデヒドを綿棒に含ませ疣贅に塗布する。1日1~2回の塗布から開始し、その後は1日4~5回塗布する。褐色調を呈し固くなった皮膚は除去する。グルタールアルデヒドは揮発性で粘膜刺激性があり、蒸気は眼、咽頭、鼻等を刺激するので、換気を十分に行う。また、病巣以外に付着すると組織が固定されて硬化するので取り扱いに注意が必要である。