質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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更年期障害でホルモン補充療法により、ほてりや心悸亢進などは良くなったが、抑うつ気分が改善しない。どうしたら良いか?(一般)
疾病・治療法 |
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年月 | 2012年3月 |
女性は加齢とともにエストロゲン濃度が低下し、閉経前後5年の更年期において更年期障害(自律神経失調症状、精神神経症状)が発現する。精神神経症状の抑うつは、エストロゲン濃度の低下によりモノアミンオキシダーゼの分解が抑制され、セロトニン濃度が低下すること、およびエストロゲンの関与以外にも心理的・環境的な要因が関与した精神的ストレスも原因となっていることが多い。精神神経症状にホルモン補充療法はあまり効果なく、抗不安薬やSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)等が用いられる。