質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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アシクロビルをめまいに使用するか?(一般)
疾病・治療法 |
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年月 | 2017年3月 |
めまいの原因は主に末梢性、中枢性、その他があり、完全には明らかになっていない。例えば、ラムゼ・ハント症候群は、過去に感染し体内に潜伏していた水痘帯状疱疹ウイルスが顔面神経や前庭蝸牛神経で再活性化し、耳介周囲の帯状疱疹、顔面神経麻痺、第8脳神経症状(めまい、難聴、耳鳴)を引き起こす疾患である。このような疾患によるめまいに対し、抗ヘルペスウイルス薬のアシクロビルを使用することがある。アシクロビルとステロイドを併用して有効であった報告があるが、否定的な見解もあり、まだ結論は出ていない。