公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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飛行機の離着陸時に耳が痛くなるが、予防法は?(一般)
疾病・治療法
年月 2017年5月 

飛行機の離着陸時は、急激な気圧の変化により耳管咽頭口が閉じたままになり、鼓膜の内側と外側で圧力の差が生じ、耳痛や耳閉感等の症状が起こる(航空性中耳炎)。構造上、耳管咽頭口は中耳内圧が高い時の方が開きやすい。そのため、上昇時は鼓膜の内側の圧力(中耳内圧)が外気より高くなるので、容易に通気ができ症状も比較的軽いが、降下時は中耳内圧が低くなるので通気は難しく、症状は強い。予防法として、あめをなめる、ガムをかむ、嚥下する等で症状が起こりにくくなる。また、かぜやアレルギー性鼻炎で鼻粘膜が腫れていると、耳管咽頭口の開口が妨げられ症状が出やすくなるので、抗アレルギー薬を服用し、搭乗前に血管収縮点鼻薬(トラマゾリン塩酸塩等)を使用する。飛行時間が長い時は、着陸態勢に入る直前に再度点鼻する。

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