公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

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薬剤溶出性ステント挿入後、抗血小板薬の併用療法を継続する期間は?(一般)
疾病・治療法
年月 2017年7月 

「安定冠動脈疾患における待機的PCI(経皮的冠動脈形成術)のガイドライン(2011年改訂版)」では、薬剤溶出性ステント(DES)留置後の少なくとも1年間は、アスピリンとチエノピリジン系抗血小板薬の併用(DAPT)を推奨している。また、米国のACC/AHA/SCAIのPCIガイドライン2007年改訂版では、DES使用後の無期限のアスピリン使用と、少なくとも1年間のクロピドグレル併用を推奨している。しかし、長期併用は出血性合併症増加の問題があり、DESの性能向上等によりDAPTの期間を短縮する傾向がある。DAPTの継続期間に関しては様々な報告があり、現時点でDAPT継続期間を一律に決めることは困難で、患者の血栓リスク、出血リスク、ステントの種類等を考慮して決定する必要がある。

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