公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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水疱性類天疱瘡の治療に、ニコチン酸アミドを使用するか?(一般)
疾病・治療法
年月 2017年9月 

水疱性類天疱瘡は、表皮基底膜部抗原(ヘミデスモソーム構成蛋白であるBP180とBP230)に対する自己抗体(IgG)により、表皮下水疱を生じる自己免疫性水疱症である。略全身の皮膚に多発するそう痒を伴う浮腫性紅斑と緊満性水疱を特徴とし、口腔粘膜病変を生じる場合もある。軽症例では、テトラサイクリン500~2,000mg/日(あるいはミノサイクリン100~200mg/日)とニコチン酸アミド500~2,000mg/日を併用する(いずれも保険適応外使用)。テトラサイクリン(あるいはミノサイクリン)を単独で用いることもあるが、副腎皮質ステロイド外用療法を併用するのが一般的である。治療開始2~4週で新生病変を認めなくなったら、臨床症状をみながら漸減する。

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