質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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塩酸ロペラミドをうがいで使用することはあるか?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2017年11月 |
抗がん薬による口腔粘膜炎の疼痛に対して、塩酸ロペラミド含嗽液の効果が報告されている(保険適応外使用)。塩酸ロペラミドは止瀉薬だが、末梢性のオピオイドμ受容体の作動作用を有する。オピオイドμ受容体は、口腔粘膜内にも存在することが報告されており、塩酸ロペラミド含嗽液は口腔粘膜内で局所的な鎮痛作用を示す。