公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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いぼ(疣贅)の治療に活性型ビタミンD3外用薬を使用するか?(一般)
疾病・治療法
年月 2014年2月 

いぼ(疣贅)は、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染で起こるウイルス性疣贅で、HPVの型により尋常性疣贅、扁平疣贅、尖圭コンジローマ等の異なる臨床型があるが、いわゆる「いぼ」は尋常性疣贅を指す。活性型ビタミンDは、カルシウム代謝調節作用以外に、表皮細胞増殖抑制作用、細胞周期調節作用、細胞分化誘導作用、皮膚免疫系細胞の調節作用を有し、尋常性乾癬等の炎症性角化症に使用される。活性型ビタミンDはアポトーシス誘導作用も有しており、この作用による脂漏性角化症(老人性疣贅)や尋常性疣贅の治療への有効性が示唆されている。カルシポトリオール(ドボネックス)、マキサカルシトール(オキサロール)、タカルシトール(ボンアルファ)の密封療法(ODT)や、活性型ビタミンDの浸透性を高めるためサリチル酸絆創膏との併用療法で有効性を確認した報告がある(保険適応外使用)。

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