公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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クラゲに刺された後の触手の除去法は?(薬局)
疾病・治療法
年月 2014年7月 

クラゲによる刺傷の大半はハブクラゲによる。主な毒成分は蛋白質で、致死活性・溶血活性・腫脹活性・細胞毒性等を有する。触手に刺胞を持ち、刺胞内には刺糸が折りたたまれており、刺糸側には微小な返しがみられ、刺さると抜けない構造になっている。刺傷時に皮膚に絡みついた触手には未発射の刺胞が残っており、3~5%の酢酸で刺胞の発射が抑えられるので、食酢をたっぷりかけて触手を洗い落とす。食酢で剥がれ落ちない場合は指先で優しく取り除く(指先や拳は皮膚が硬く刺糸に刺されにくい)。食酢は毒の中和(解毒)や、疼痛軽減効果はない。水・ビール・アルコールは刺胞を刺激し発射を促進する場合があり、また、砂をかけて払い落とすと刺胞毒を擦り込むことになるので、禁忌である。

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