公益財団法人福岡県薬剤師会

文字サイズ 文字サイズを縮小する文字サイズを標準サイズにする文字サイズを拡大する

  • ホーム
  • 福岡県薬剤師会について
  • 県民の皆様へ
  • 薬剤師の皆様へ
  • 薬事情報センター
  • 会員専用ページ

質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

ペリアクチンは抗アレルギー薬だが、食欲増進作用があるのか?(一般)
疾病・治療法
年月 2018年11月 

ペリアクチン(シプロヘプタジン)は、ヒスタミンH1受容体遮断作用とセロトニン受容体遮断作用を有するアレルギー性疾患治療薬である。中枢神経系において、ヒスタミンやセロトニンは食欲抑制に働くため、遮断作用により食欲増進を惹起する。食欲増進、体重増加作用については、海外を含めた動物試験・臨床試験により確認され、我国でも1971年1月に「食欲不振・体重減少の改善」の効能が追加されたが、その後の再評価により、1996年6月に有用性を示す根拠がないとの理由で削除された。現在、添付文書の副作用の項には「食欲亢進」が記載されている。

ページの先頭に戻る