公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

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アイファガン点眼液(ブリモニジン酒石酸塩)に使用されている保存剤は何か?(薬局)
疾病・治療法
年月 2019年2月 

本邦では既に食品添加物(漂白剤及び殺菌料)として使用されている亜塩素酸ナトリウムが使用されている(米国、カナダでは既に点眼剤の添加剤として使用されているが、本邦初使用)。多くの点眼剤で使用されているベンザルコニウム塩化物と比較して、亜塩素酸ナトリウムは角膜や結膜上皮細胞に対する毒性が低いことが示唆されている。ただし、亜塩素酸ナトリウムは特定の製剤や特定の条件下においてのみ使用が認められた添加物で、厚生労働省は、アイファガン点眼液0.1%への使用について次のように判断している。「光照射やpHの低下等により、過量の二酸化塩素を生じ、ラジカルによる生体物質の酸化傷害を生じる可能性が示唆された。よって本添加物については、製剤設計や容器の工夫等によって二酸化塩素の発生を適切に制御した条件下に限って使用を認めることが適切である」

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