公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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メイロン静注(炭酸水素ナトリウム)はめまいに使用するが、作用機序は?(一般)
疾病・治療法
年月 2019年3月 

炭酸水素ナトリウム(重曹)注射液はアルカリ化剤で、最も汎用されているアシドーシス治療薬であり、また、動揺病、メニエール症候群、その他の内耳障害に伴う悪心・嘔吐及びめまいに使用される。動揺病等に伴う悪心、嘔吐及びめまいは一種の内耳障害に起因すると考えられている。メイロン静注は耳石に作用して加速刺激感受性を低下させたり、内耳血管を拡張して効果をもたらす。また、二酸化炭素による血管拡張作用、虚血に対する抵抗性の増加、虚血による局所アシドーシスの改善、高浸透圧作用、中枢・末梢血管の血流促進作用と自律神経への作用もあるといわれている。

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