質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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BCGワクチンを1歳までに接種できなかった場合の対応は?(病院薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2019年4月 |
BCGワクチンの接種は生後1歳までに行うとされており、標準的な接種期間は生後5~8ヶ月である。ただし、下記の特別の事情があることにより予防接種を受けることができなかったと認められた場合は、4歳に至るまでであり、その特別の事情がなくなった日から2年を経過するまでであれば定期接種の対象となる。
(1) 次のイからハまでに掲げる疾病にかかったこと(やむを得ず定期接種を受けることができなかった場合に限る)
イ 重症複合免疫不全症、無ガンマグロブリン血症その他免疫の機能に支障を生じさせる重篤な疾病
ロ 白血病、再生不良性貧血、重症筋無力症、若年性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎、ネフローゼ症候群その他免疫の機能を抑制する治療を必要とする重篤な疾病
ハ イ又はロの疾病に準ずると認められるもの
(2) 臓器の移植を受けた後、免疫の機能を抑制する治療を受けたこと(やむを得ず定期接種をうけることができなかった場合に限る)
(3) 医学的知見に基づき(1)又は(2)に準ずると認められるもの。
(厚生労働省ホームページ 結核とBCGワクチンに関するQ&Aより)