質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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皮膚結核の治療法は?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2019年11月 |
皮膚結核は肺外結核の1つで、結核患者の約0.1%に皮膚病変を生じる。結核菌が直接皮膚に病巣を作る真性皮膚結核(15%)と、結核菌に対するアレルギー反応による結核疹(85%)に大別される。治療は肺結核に準じ、化学療法を行う。イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミドの3剤に、エタンブトールまたはストレプトマイシンを加えた4剤併用療法を2ヶ月間行い、その後、イソニアジドとリファンピシンまたはエタンブトールを4ヶ月間内服する。治療により結核疹が一時的に悪化することがある(清水宏著:あたらしい皮膚科学 第2版より)。