公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

新型コロナウイルス感染症は、イブプロフェンで悪化するのか?(薬局) 
疾病・治療法
年月 2020年3月 

各機関の見解は以下のとおり(2020年4月現在)。

厚生労働省
2020年4月7日
現在、新型コロナウイルス感染時にイブプロフェンの服用により新型コロナウイルス感染症が悪化することを示す科学的な根拠は得られておらず、引き続き新しい情報を収集・分析し、今後も情報提供に努める。
〔新型コロナウイルスに関するQ&A(医療機関・検査機関の方向け)〕
欧州医薬品庁(EMA)
2020年3月18日
現在、イブプロフェンが新型コロナウイルス感染症の症状を悪化させる科学的な根拠はなく、治療に際し、患者や保健専門家はアセトアミノフェン、イブプロフェンのような非ステロイド性抗炎症薬を含め、すべての可能な治療オプションを検討すべきである。
アメリカ食品医薬品局(FDA)
2020年3月19日
現在、イブプロフェンが新型コロナウイルス感染症の症状を悪化させる科学的な根拠はなく、イブプロフェンの服用が心配な場合や慢性疾患の治療に使用している場合は、保健専門家に相談する。
世界保健機関(WHO)
2020年4月19日
現時点において、NSAIDs(イブプロフェン等)を使用した結果として、新型コロナウイルス感染症の感染患者における重篤な有害事象の発生、救急医療等の利用、生存期間、または生活の質(QOL)への影響が生じたという科学的な根拠は得られていない。

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