質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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カリウム製剤間の換算は?(薬局)
疾病・治療法 |
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年月 | 2020年6月 |
わが国では3成分のカリウム製剤が承認されているが、各製剤の細胞内移行性や体内保有率が異なるため、カリウム含有量のみでは単純に等価換算できない(ラット赤血球の細胞内への取り込みは、グルコン酸カリウム>アスパラギン酸カリウム>塩化カリウムの順)。確定された換算式はないが、常用量対比*で換算した用量を切替え時の目安の初回用量とし、切替え後、血清カリウム濃度を測定し、用量調整を行う方法がある。
*常用量対比:各製剤の1日量の上限同士を治療学的に等量と考え、比例計算する。