公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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片頭痛の前兆である閃輝暗点(せんきあんてん)とは?(薬局)
疾病・治療法
年月 2020年9月 

閃輝暗点は、視野の中央部に突然輝く点が現れ、キラキラした稲妻のような模様が波紋状に徐々に拡大し、その内部が見えなくなる症状である。両目に現れ、眼を閉じても光は消失せず、通常10~20分程度持続し、暗点は周辺から消失していく。片頭痛の典型的な前兆の1つだが、頭痛を伴わない場合、まれに脳梗塞、脳腫瘍、一過性脳虚血発作等のサインのことがある。発生メカニズムは明確ではないが、大脳の後頭葉視覚領の動脈が一時的に収縮することにより閃輝暗点が生じ、ついで血管が拡張して片頭痛が起こると考えられている。治療薬はなく、発作は光や音で増悪するため、暗い静かな刺激のない部屋で安静を保ち、片頭痛や吐き気には、鎮痛薬や制吐薬等を使用する。閃輝暗点や片頭痛の誘発因子には、精神的ストレス、疲労、感情変動、飲酒、チョコレートやチーズの摂取等がある。

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