質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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誤嚥性肺炎の外来治療で推奨される抗菌薬は?(医師)
疾病・治療法 |
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年月 | 2020年10月 |
JAID/JSC感染症治療ガイドライン-呼吸器感染症-では、耐性菌リスクがない場合の外来治療で推奨される治療薬に、以下の薬剤があげられている。
第1選択 | ・アモキシシリン水和物/クラブラン酸カリウム(AMPC/CVA)経口(250mg /125mg)(オーグメンチン) 1回2錠、1日3~4回(添付文書最大4錠/日) ・スルタミシリントシル酸塩水和物(SBTPC)経口(375mg)(ユナシン) 1回2錠、1日3~4回(添付文書最大3錠/日) |
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第2選択 | ・モキシフロキサシン塩酸塩(MFLX)経口(アベロックス) 1回400mg、1日1回 ・シタフロキサシン水和物(STFX)経口(グレースビット等) 1回50mg、1日2回または1回100mg、1日1回 ・メシル酸ガレノキサシン水和物(GRNX)経口(ジェニナック) 1回200mg、1日1回 |
(日本化学療法学会雑誌 62(1),1,2014.より)