公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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帯状疱疹の痛みに使用する漢方薬は何があるか?(病院薬局)
疾病・治療法
年月 2021年1月 

帯状疱疹痛(急性期)には利水と清熱が必要で、五苓散、柴苓湯、黄連解毒湯、越婢加朮湯等が用いられる。ただし、急性期でも寒証の場合もあり、その際は麻黄附子細辛湯や桂枝加朮附湯等を用いる。
帯状疱疹後神経痛(PHN)(慢性期)は、皮疹消失後に自律神経系の過亢進や中枢神経系の興奮、炎症等のストレスと体内にある熱が冷めてない状態等により引き起こされると考えられる。柴苓湯、五苓散、麻黄附子細辛湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、当帰湯、補中益気湯、十全大補湯等が用いられる。PHNでアロディニアが明確に認められる場合は、抑肝散が奏功することがある。

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