質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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睡眠導入剤のうち、高齢者の転倒事故を起こしにくい睡眠薬は何か?(病院)
薬効・薬理、体内動態 |
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年月 | 2011年2月 |
睡眠導入剤はω1受容体を介した催眠鎮静作用、ω2受容体を介した筋弛緩作用・抗不安作用を示す。したがって催眠鎮静作用に比べて筋弛緩作用が少ないと転倒リスクは減少するので、ω1受容体選択性の高いものが良い。入眠障害には超短時間型のゾルピデム(マイスリー等)、ゾピクロン(アモバン等)、中途・早期覚醒には短時間型のロルメタゼパム(ロラメット、エバミール)や長時間型のクアゼパム(ドラール等)を選択する。