公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1受容体拮抗薬)が抗コリン作用を有しているのはなぜか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態
年月 2011年11月 

ヒスタミンH1受容体とアセチルコリン受容体であるムスカリンM1受容体の受容体タンパク質間のアミノ酸配列の相同性は30%以上で、他の受容体と比較して最も高い。したがって、抗ヒスタミン薬はムスカリンM1受容体とある程度の親和性を有するため抗コリン作用を示し、第1世代抗ヒスタミン薬は第2世代に比べ受容体選択性が低いため、抗コリン作用が強い。(相同性:遺伝子やタンパク質の構造に共通性がみられ、共通の起源に由来する場合、これらを相同と言う)

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