公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

経口のDPP-4阻害薬で、腎障害者に使いやすいものはどれか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態
年月 2011年10月 

経口のDPP-4阻害薬には、シタグリプチン(グラクティブ錠、ジャヌビア錠)、ビルダグリプチン(エクア錠)、アログリプチン(ネシーナ錠)、リナグリプチン(トラゼンタ錠)が市販されている。リナグリプチンは胆汁排泄型で主に糞中に未変化体のまま排泄され、腎障害がある糖尿病患者と腎機能が正常な糖尿病患者における有効性・安全性が確認されており、腎機能の程度にかかわらず用量調節が不要である。シタグリプチン、アログリプチンは腎排泄型で、腎機能の程度に応じて用量調節が必要となる。ビルダグリプチンは主な消失経路は代謝(加水分解)で腎排泄ではないが、腎障害者では血中濃度が増加することが報告されており、用量調節が必要である。

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