質疑応答
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福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
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L-システインは二日酔にどう作用するか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態 |
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年月 | 2017年6月 |
L-システインはSH基を有する含硫アミノ酸で、グルタミン酸、グリシンとともに解毒機構で重要なグルタチオンの原料となる。生体内でSH供与体として働き、アルコールの代謝を促進するSH酵素のアルコール脱水素酵素とアセトアルデヒド脱水素酵素を活性化する。また、アセトアルデヒドと直接反応し無毒化する。一般用医薬品のL-システイン製剤(ハイチオールC等)の効能・効果の1つに「二日酔」がある。