公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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ループ利尿薬とサイアザイド系利尿薬の特徴は?両者を併用することはあるか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態
年月 2014年3月 

各利尿薬の作用部位と特徴は下表のとおり。
ループ利尿薬の慢性使用では、より遠位での尿細管でNa再吸収が亢進しているので、遠位尿細管で作用する少量のサイアザイド系利尿薬を併用すると利尿効果が増強する。また、サイアザイド系利尿薬はGFR30mL/min/1.73m以下の高度腎不全への単独投与は効果がないが、ループ利尿薬と併用した場合には十分な利尿効果が得られる。しかし、併用により電解質異常(低K・Na・Mg血症)、低血圧、腎機能障害等の副作用が起こるおそれがあるので注意が必要である。

種類

作用部位

特徴

ループ利尿薬

ヘンレ係蹄上行脚髄質部の
Na/K/Cl共輸送体に作用する。
Na・K・Clの再吸収だけでなく、Ca2+・Mg2+の再吸収も抑制する。

最も強力な利尿作用を有する。腎血流量、糸球体濾過量を減少させないので腎障害にも適する。うっ血性心不全の第一選択薬。一般に半減期が短い。

サイアザイド系利尿薬

遠位尿細管のNa/Cl共輸送体に作用し、NaとClの再吸収を抑制する。

利尿作用はループ利尿薬より弱い。主に降圧利尿薬として、高血圧症の第一選択薬。半減期は長い傾向にある。

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