質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
質疑・応答検索
相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。
※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。
心疾患のある人に長時間作用型β2刺激薬を使いたい。セレベント(サルメテロール)、オンブレス(インダカテロール)、オーキシス(ホルモテロール)のうち、影響が少ないものはどれか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態 |
|
年月 | 2018年8月 |
いずれもβ2受容体に高い選択性を有するが、β1受容体にもわずかに結合するため、収縮期圧の上昇、不整脈を起こすことがあり、心疾患のある患者には慎重投与である。β2選択性が高い方が心作用は弱いと考えられる。β2選択性(in vitro)は、サルメテロール>インダカテロール≒ホルモテロール(サルメテロールの1/3)である。反応には個人差があるので注意は必要である。