質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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末梢性鎮咳薬とは何か?(薬局)
薬効・薬理、体内動態 |
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年月 | 2019年4月 |
末梢性鎮咳薬は、気道に分布する機械刺激受容体や化学受容体、肺胞壁に存在する伸展受容体などの末梢受容体の刺激を軽減することにより咳を抑制する薬剤のことである。去痰薬、気管支拡張薬(β刺激薬、キサンチン類等)、含嗽薬、漢方薬(麦門冬湯、小青竜湯等)、エフェドリン配合剤、トローチなどが該当する。一方、中枢性鎮咳薬には、麻薬性(コデインリン酸塩等)や非麻薬性(チペピジン等)がある。