公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

胃腸切除術後の患者の薬物吸収は、どのように変化するか?(薬局)
薬効・薬理、体内動態
年月 2019年7月 

小規模な切除であれば残った組織で代替できるため影響は少ないが、切除部位が広範囲であったり、消化・吸収や腸管運動で重要な機能を担う部位の場合、その影響が大きくなる。消化管切除による薬物吸収への影響について、大規模試験の報告はほとんどなく、種々の症例報告により考慮される。
肥満治療のための消化管手術が薬物のバイオベラビリティ(BA)に与える影響に関する対照試験の概要は以下のとおり(Stein J et al.:Aliment Pharmacol Ther,40:582,2014.より)。

BA減少 抗菌薬(アジスロマイシン、アンピシリン、エリスロマイシン、スルフィソキサゾール(本邦未発売))、免疫抑制薬(シロリムス、タクロリムス、ミコフェノール酸)、SSRI(エスシタロプラム、シタロプラム、セルトラリン)、ジゴキシン、ヒドロクロロチアジド、フェニトイン
BA増加 アトルバスタチン、メトホルミン、ラニチジン

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