質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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ミニリンメルトOD錠25μg・50μgが副腎皮質ステロイド剤を投与中の患者に禁忌の理由は?(薬局)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦 |
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年月 | 2024年6月 |
ミニリンメルトOD錠25μg・50μg(デスモプレシン酢酸塩水和物)が副腎ステロイド剤を投与中の患者に禁忌である理由として、インタビューフォームには次のように記載されている。
「機序は不明であるが、海外におけるデスモプレシン経鼻製剤(同種同効薬)の臨床試験において、血清ナトリウム値が125mEq/L以下となった5例のうち4例に副腎皮質ステロイド剤が併用されていた。本剤と副腎皮質ステロイド剤との併用により低ナトリウム血症発現のリスクが増す可能性が否定できないことから米国添付文書において副腎皮質ステロイド剤を併用禁忌と記載し、それに準じて設定した。なお、外用剤等、全身曝露量が経口等と比較して少ない剤形を除く、注射剤、経口剤、吸入剤、注腸剤、坐剤を禁忌の対象とした。」