公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

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アンダーム軟膏が発売中止になったのはどうしてか?(一般)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦
年月 2010年12月 

非ステロイド性抗炎症薬のブフェキサマクを成分とする軟膏・クリーム(アンダーム軟膏等)について、本剤の副作用の接触皮膚炎の発現リスクは治療上の有益性を上回り、またアトピー性皮膚炎等においては接触皮膚炎によりかえって症状が悪化することがあることから、2010年4月に欧州医薬品庁(EMA)が欧州全域に対して本剤の製造販売承認の取り消し勧告を行った。さらに、処方医師に対しては処方中止と代替薬の使用を、患者には適切な代替治療へ変更してもらうように主治医への相談を勧告した。日本における過去3年間の重篤な接触皮膚炎に関する副作用報告は7件だが、欧州での規制状況や代替医薬品があることを考慮し、予防的な対応として、メーカーが自主的に販売中止を決定した。

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