公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

副腎皮質ステロイドのプレドニンを半年服用している。医師は骨折防止にビスホスホネート系薬の服用を勧めたが、飲む必要があるのか?(一般)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦
年月 2011年12月 

副腎皮質ステロイドは骨芽細胞のアポトーシスを増強して骨形成を阻害する。また破骨細胞の寿命を延長させ、二次性副甲状腺機能亢進を介して破骨細胞の成熟・活性化をもたらしステロイド骨粗鬆症を引き起こす。経口副腎皮質ステロイド剤使用における脊椎骨折の危険性は治療開始後3~6ヶ月で急速に増加し、その後はプラトーとなる。「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版」では、治療の開始基準として次のように定めている。経口副腎皮質ステロイトを3ヶ月以上使用中または使用予定、脆弱性骨折、骨密度YAM80%未満、プレドニゾロン換算5mg/日以上、いずれかの場合は治療を開始する。治療法はビスホスホネート系薬が第1選択薬で、第2選択薬は活性型ビタミンD3、ビタミンK2である。

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