公益社団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

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抗インフルエンザ薬のイナビルを授乳婦に投与して問題ないか?(薬局)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦
年月 2012年1月 

イナビル(ラニナミビルオクタン酸エステル)は動物実験で乳汁中に移行することが報告されており、ヒトでの乳汁中移行については、現在データが蓄積されていないため、安全性は確保されていない。日本産婦人科学会は、タミフル(オセルタミビルリン酸塩)とリレンザ(ザナミビル水和物)は使用中でも授乳は可能との見解を示している(イナビル発売前の見解)。タミフルは内服した量の0.5%を乳児が摂取すると考えられるが、わずかな量であり影響は少ない。リレンザは吸入薬で、4~17%しか吸収されず血中濃度も低いことから母乳中移行は限定的で、乳児に有害作用が出るリスクは低い。

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