公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

がん化学療法による末梢神経障害の治療薬は?(薬局)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦
年月 2014年10月 

がん化学療法中に起こる末梢神経障害の症状の出現は総投与量との関係が深く、出現する症状は薬剤によって異なり、回復には長時間を要することがある。症状は「手先・足先が痺れる、ジンジンと痛む」等の感覚障害、「手や足に力が入らない、動かしにくい」等の運動障害、「便秘、尿が出にくい」等の自律神経障害に分けられる。発症メカニズムは未解明で、神経細胞への直接障害や神経細胞に連続した軸索の一部の障害等が示唆される(手足に分布する末梢神経は長く、障害を受ける範囲が広くなるので、手足に発現しやすい)。末梢神経障害を防ぐ有効な方法は確立されておらず、痺れや痛みに応じて対症療法を行う。

痺れ

牛車腎気丸、ビタミンB12

痛み

抗痙攣薬(ガバペンチン、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウム、クロナゼパム等)、抗うつ薬(アミトリプチリン、イミプラミン、クロミプラミン等)、プレガバリン、オピオイド、NSAIDs

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