公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


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抗がん剤による頭髪の脱毛は、治療終了後どのくらいで回復するか?(一般)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦
年月 2019年5月 

毛母細胞は細胞分裂が非常に活発なため抗がん剤の影響を受けやすく、その結果脱毛が起こる。毛周期は体の部位で異なり、体毛の中で最も影響を受けやすいのが頭髪である。抗がん剤による脱毛は、直接生命に危険を及ぼす副作用ではないが、外観変化が顕著であり精神的苦痛も伴うため、QOL(quality of life)の低下の原因となることが多い。脱毛の程度は、抗がん剤の種類、投与方法、使用量、併用療法、個人差などで異なり、頭髪だけでなく眉毛、睫毛など全身の体毛に影響することもある。一般に抗がん剤投与2~3週間後に頭髪が抜け始め、治療期間は脱毛が続く。治療終了後3~6ヶ月で産毛のような頭髪が生え始め、8ヶ月~1年程度でほぼ回復するが、毛色や毛質、毛の太さが変わったり、回復するまでに数年かかる場合もある。

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