質疑応答
質疑・応答をご覧になる方へ
福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。
回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。
県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。
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イブプロフェンやロキソプロフェンを大量服用した場合の処置は?(薬局)
副作用、中毒、妊婦・授乳婦 |
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年月 | 2019年6月 |
イブプロフェンやロキソプロフェンはプロピオン酸系の非ステロイド性抗炎症薬で、中毒症状として悪心、嘔吐、消化管出血、消化性潰瘍、頭痛、めまい、耳鳴り、難聴、低体温、血圧低下、心悸亢進、浮腫、低カリウム血症、腎障害、血小板減少、溶血性貧血、肝障害、無呼吸、昏睡などが現れる。
処置は、催吐、胃洗浄、活性炭と下剤の投与、輸液(肝保護剤を添加)、尿のアルカリ化(炭酸ナトリウム注)の他、呼吸管理、血圧低下や消化性潰瘍などに対する対象療法である。