公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

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イレッサを服用している人にH2ブロッカーが処方されたが、相互作用は?(薬局)
相互作用
年月 2010年11月 

イレッサ(ゲフィチニブ)の溶出試験によると、pH5.0以下では15分以内に85%以上の溶出がみられたが、pHの増加とともに溶出率が次第に低下し、溶解度はpHに依存することが示唆されている。したがってHブロッカーやPPI等の著しい低胃酸状態を持続させるおそれがある制酸薬等との併用により吸収が低下し、その結果、血中濃度が低下して作用が減弱する可能性がある。健康成人を対象とした試験で、制酸薬を用いて約6~7時間にわたり胃内pHを5.0以上で維持したところ、イレッサのAUCが約50%減少した報告がある。

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