公益財団法人福岡県薬剤師会

文字サイズ 文字サイズを縮小する文字サイズを標準サイズにする文字サイズを拡大する

  • ホーム
  • 福岡県薬剤師会について
  • 県民の皆様へ
  • 薬剤師の皆様へ
  • 薬事情報センター
  • 会員専用ページ

質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

酸化マグネシウムを服用中は大量の牛乳を飲まないよう言われたが、大量とは?(一般)
相互作用
年月 2015年9月 

酸化マグネシウムを服用中に大量の牛乳(カルシウム)を摂取すると、ミルクアルカリ症候群(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)が現れるおそれがあるが、通常の食事に含まれる程度のカルシウム摂取であれば問題ない。大量の牛乳とは、個々の年齢・性別等によってカルシウム所要量が異なるため、具体的な量については特に報告はないが、一般的に1回に500mL以上、1日に1L以上を目安とする。ミルクアルカリ症候群の発現には牛乳の量だけでなく、食事やカルシウム製剤等を含めた総合的なカルシウム摂取量と患者の状態等から判断する必要がある。酸化マグネシウム服用中にカルシウムの補給が必要な場合は、高カルシウム血症の症状(悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等)の発現に注意する。

ページの先頭に戻る