公益財団法人福岡県薬剤師会

文字サイズ 文字サイズを縮小する文字サイズを標準サイズにする文字サイズを拡大する

  • ホーム
  • 福岡県薬剤師会について
  • 県民の皆様へ
  • 薬剤師の皆様へ
  • 薬事情報センター
  • 会員専用ページ

質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

ペポカボチャと医薬品の相互作用はあるか?(薬局)
相互作用
年月 2020年1月 

ペポカボチャ(英名:Pumpkin、学名:Cucurbita pepo L.)は、アメリカ原産のウリ科の一年草で、焙った種子をスナック菓子として食するほか、種子油抽出物は「排尿障害によい」「糖尿病によい」などと言われ、サプリメントなどに利用される。種子油抽出物は、単独またはノコギリヤシとの併用で、前立腺肥大症に対してヒトでの有効性が示唆されている。ドイツのコミッションE (薬用植物評価委員会)では、種子の前立腺肥大症に伴う排尿障害に対する使用が承認されている。
理論的に考えられる相互作用として、カボチャは利尿作用を有する可能性があるため、利尿薬とリチウムの相互作用と同様に、ナトリウム排泄促進による腎でのリチウムの再吸収が代償的に促進され、血清リチウム濃度が上昇し、リチウム中毒を起こす可能性がある。
(国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所ホームページ「健康食品」の安全性・有効性情報 素材情報データベースより)

ページの先頭に戻る