公益財団法人福岡県薬剤師会

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質疑応答

質疑・応答をご覧になる方へ


福岡県薬会報に掲載している「情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介」事例です。

回答はその時点での情報による回答であり、また紹介した事例が、すべての患者さんに当てはまるものではないことにご留意ください。

県民の皆様は、ご自身の薬について分からなくなったなどの場合には、医師や薬剤師に相談するようにしましょう。相談しやすい“かかりつけ薬局”を持っておくのがよいでしょう。


質疑・応答検索

相談内容をクリックすると回答内容がご覧になれます。

※相談内容を検索する際に、検索語に英数字が含まれる場合は、半角と全角の両方での検索をお試しください。

24時間蓄尿の保存剤は?(卸)
検査値・検査方法
年月 2015年9月 

尿は細菌が繁殖しやすく、尿中成分が変化を受けやすい。24時間蓄尿や長時間保存する場合は、検査の目的に応じた保存剤を入れて採尿し、冷暗所に保存する。

保存剤〔特徴〕

使用方法

検査項目

トルエン
キシレン
〔pHを変化させない(中性)〕

蓄尿ビンに1~2mL入れ蓄尿。
表面に薄い膜ができ空気を遮断する。

尿糖、蛋白、クレアチニン、アルドステロン、遊離コルチゾール等

塩酸
〔pHを1~3に維持(酸性)〕

蓄尿ビンに6N塩酸を約20mL入れ蓄尿。部分尿の場合は尿5mLにつき1~2滴添加。

カテコールアミン、バニルマンデル酸、ホモバニリン酸等

中性ホルマリン

尿100mLに対し、0.5mLを添加。

尿沈渣(円柱)、尿細胞診

アジ化ナトリウム
〔毒性が強い〕

蓄尿ビンに約1g(濃度0.1%となるように)添加。

尿中C-ペプチド

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